健康食品・サプリメント通販の物流強化で更なる成長へ
正確な賞味期限管理と出荷波動への対応力がポイント！
「急な大量出荷にも対応できる発送代行業者をみつけたい」
「健康食品・サプリメントのLTVを高めたい」
健康食品・サプリメントは、出荷量の変動が特に大きな商材です。健康ブームやトレンドにも左右され、一定期間に注文が集中することも少なくありません。また、健康食品の取り扱いでは賞味期限の管理など、細やかな対応が必要不可欠となるため、物流委託先の選定時では、どこまで安心して任せられるかを見極めることが非常に重要となります。
本記事では、健康食品・サプリメントを取り扱うEC通販事業者の皆さまが、委託先を選ぶ際に確認すべき重要なポイントについてご案内します。当社の事例もあわせてご紹介しますので、物流委託先をご検討の際には、ぜひお役立てください。
目次
化粧品・健康食品の
物流改善をしたい方へ
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１健康食品・サプリメントの物流、主な取り扱い品目とは？
厚生労働省よると「健康食品」や「サプリメント」という言葉に行政的な定義は特にありませんが、一般的に、以下のように考えられています。
- サプリメント：
特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品 - 健康食品：
健康の保持増進に資する食品全般
サプリメントも健康食品の1つとして分類されます（医薬品・医薬部外品は含まれません）。ひとまとめに健康食品といっても「特定保健用食品，栄養機能食品，機能性食品，栄養補助食品，健康補助食品」ように、その種類はさまざまです。
２健康食品・サプリメントの物流倉庫、選定ポイント
（その1：運用管理）
生産ロット単位での在庫・出荷のシステム管理
賞味期限を起点とした出荷管理
健康食品・サプリメントを取り扱ううえで、賞味期限を起点とした在庫・出荷管理ができるかどうかが重要です。
例えば「賞味期限の日付から３ヵ月をきった商品は出荷しない」のように、購入者の元へ商品が届いた際に、賞味期限に余裕のある状態で届けるため、賞味期限がある商品には出荷期限日を設定し、その日付よりも出荷日が超えないように管理できることが重要です。
期限日の設定は商品によって異なる場合もあるため、EC通販事業者側が希望する条件で対応できるのか、また、どのような環境（システム・体制）で管理しているのかなども確認しておくことが大切です。
先入れ先出しルールの柔軟性
また、賞味期限を起点とした先入れ先出し（倉庫に保管されている商品を古いものから順に出荷し、保管期間を極力短期間に抑える管理方法のこと）ができるかどうかも、委託先選定時の大切なポイントです。
物流側のシステム（倉庫管理システム（WMS））で、賞味期限の古いものから引き当てをかけ、正確な日付管理ができるかどうかを確認しましょう。
管理方法は賞味期限を基準とする場合もあれば、入庫日や製造日などを基準とする場合もありますので、EC通販事業者側が希望する運用ルールに柔軟に対応できることがポイントです。
トレーサビリティへの対応
健康食品におけるトレーサビリティとは、生産段階から購入者に届くまでの流れを把握できることを言います。商品の品質を維持するためには大変重要です。商品に何らかの問題が見つかった際に、対象の購入者を早期に特定し、商品回収することが可能になることによって、ショップへの信頼感、購入者の安心感にもつながります。
商品に関わるトラブルの可能性も考慮し、迅速に対応できる管理体制が整っているかどうかも確認しましょう。
当社独自の倉庫管理システム（WMS：L-Spark）では、ロット・賞味期限・入庫日・製造日を起点とした、タイムリーな在庫管理が可能です。トレーサビリティへの対応もお任せください。
出荷ボリュームへの対応力とキャパシティ
大量出荷への対応と品質
実際に当社にも、健康食品・サプリメントを取り扱うEC通販事業者の皆さまからから、出荷キャパシティに関するさまざまなご相談をいただきます。
- これから売上を拡大していこうとしているタイミング。こちらは販促ができる準備が整っているのに、今の物流委託先からは「これ以上の出荷はできません」と言われてしまって困っている。
- 売れ行きが好調で出荷量が増えてきてから、物流の品質やリードタイムに関する課題などが増えてきてしまった。
物流側の要因で販売機会損失やチャンスロスにならないように、大量出荷にはどのような対応ができるか、対応品質についても必ず確認しておきましょう。
出荷量の増減（波動）への対応
また、健康食品・サプリメントは販売チャネルが多く、広告PRの機会も多いため、出荷量の増減が比較的顕著な商材です。
一般的には、一定期間に出荷が集中しやすい傾向があり、特に販促（セール・キャンペーン）後に注文が集中します。そのため、出荷波動への対応力も、委託先を選ぶうえで大切なポイントとなります。
波動管理では、月単位ではなく日単位での出荷件数管理が必要になるため、EC通販事業者側と物流側における双方のコミュニケーションが非常に重要です。密な連携をとり、協力し合える体制を整えられることこそ、波動管理がうまくいくポイントです。
当社の場合、毎月の定例会時に日ベースの出荷予測件数を共有いただけるようにお願いしています。いただいた予測値を基に、実現するための体制を整えます。
急遽発生した販促（セール・キャンペーン）については、都度ご相談いただくなど、日々のコミュニケーションも欠かせません。
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３健康食品・サプリメントの物流倉庫、選定ポイント
（その2：同梱販促物）
同梱物制御からテスト施策まで
健康食品・サプリメントを取り扱うにあたり、アップセル・クロスセルにつながる同梱物の制御が大変重要です。購入者一人ひとりの属性に合わせた情報をお届けし、自社商品の売上アップにつながる施策を実現できる委託先を選びましょう。
実際に当社にも、健康食品・サプリメントを取り扱うEC通販事業者の皆さまからから、同梱物に関するさまざまなご相談をいただきます。
- どのように同梱販促物を設計すれば良いのか分からずに、困っている。
- もっと複雑な同梱販促物を取り入れたいが、今の物流委託先では「対応できない」と言われてしまった。
当社独自の倉庫管理システム（WMS：L-Spark）では、複雑な同梱物の制御が可能です。ご要望に応じて、クロスセルの親和性テストなどもお手伝いします。
意外な商品との親和性の発見につながることも！
同梱チラシ以外の販促施策も
さらに当社では、バリアブル（可変）印刷を駆使し、納品書に購入者一人ひとりに合わせた販促メッセージを記載することが可能です。納品書一体型の販促施策を行うことで、販促チラシよりも高いとされるリピート促進施策にも対応します。
購入者一人ひとりに合わせたアプローチを、必要な分だけ印刷できることがメリットです。１枚の一体型納品書に、販促チラシおよそ８枚分の情報をまとめることができます。
皆さまでシェアしてご使用いただけますので、お気軽にご相談ください。
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４健康食品・サプリメントの物流倉庫、選定ポイント
（その3：資材）
オリジナル資材の提案
健康食品・サプリメントは商材の中でもポストイン配送（投函）のニーズが多い商品です。
ポストイン配送は配送コストの低減はもとより、ポストで商品を受け取れるため、届け先が不在時でも安心してご利用いただけるサービスとして需要が高まっています。
オリジナル資材はブランドイメージアップにもつながるツールであるため、購入者のニーズに対応した資材提案をすることができる委託先を選定できると、更に良いでしょう。
当社ではデザイン性だけでなく、組み立てやすさによる物流側の作業工数削減など、大量出荷を実現するための作業効率を考慮した資材などもご提案いたします。
５まとめ：リピートアップにつなげる物流強化で更なる成長へ
いかがでしたか。
健康食品・サプリメントを取り扱うEC通販事業者の皆さまにとって、安心して任せられる発送代行業者を選ぶための重要なポイントをご紹介しました。賞味期限の細やかな管理や、出荷量の波動が大きい商材だからこそ、十分な対応力やサポート体制を確認することが大切です。
当社ではこれまでの実績とノウハウをもとに、運用管理から販促支援、資材提案のすべてにおいて、まるごとサポートいたします。少しでもお困りごとがありましたら、是非スクロール３６０までご相談ください。
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